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ひび割れたガラスを修理しないとどうなる?
![質問](/skinimg/faq-visitor12.png)
何度か修繕やリフォームをしていますが、サッシは昔のままで、窓も私が知る限りでは一度も交換していません。
というわけでかなり老朽化しているわけですが、先日から年末の大掃除を初めて、2階の寝室の窓に大きくはありませんがひび割れがあるのを発見しました。
ひび割れたガラスをこのまま修理しないで放置しておくとどうなるでしょうか?何か大きなリスクがあるなら交換しますが、特に問題ないならこのままにしておこうと思っています。
窓ガラスに大きな衝撃を与えた記憶はないのですが、窓ガラスにひびが入る原因についても教えて欲しいので、ご回答お待ちしております。
![A](/skinimg/faq-a.png)
突然窓ガラスが落下してしまうようなリスクもあります
窓ガラスには熱割れという現象があります。熱割れとは、室内と室外の温度差によりガラスが割れてしまう現象のことです。
熱割れは夏に起きやすく、強い日差しを受け続けているとガラス中央の温度はどんどん上昇して膨張していきます。サッシの中にあるガラスの枠の部分には日光が当たらなく温度変化もないため膨張もしません。
これにより、ガラスの中央部分と枠部分とで温度差が生じます。中央が膨張しているのに枠部分は変化しないままなので、ガラスに負荷が生じてひび割れを起こしてしまうのです。
また、家を留守にしている間に鳥やボールなどの飛来物がぶつかってひび割れを起こすこともあります。
さらに、ガラスも経年劣化します。屋外に面しているガラスは、常に細かいチリやゴミにされているため、目に見えない汚れやひびがいつの間にか入っているようなこともあります。そこに小さな衝撃でも加わると、亀裂が入ったり大きな穴が開いたりしてしまうこともあります。
たとえ小さなひび割れでも、修理しないで放置しておくと様々なリスクを生じさせてしまう可能性を高めてしまいます。
風が強い日は、窓がガタガタ揺れることもあり、ひび割れたガラスは強風で破損が広がり突然落下するようなこともあります。
小さなひび割れは時間が経つとどんどん大きくなって、ひび割れした部分から風が入ってきたり雨水が入ってきたりするようなこともあります。